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◆ 新作・春の装い[読み物編]
長いコロナ禍を経て新たな生活『withコロナ』の中、新春の装いをお誂えさせていただきました。
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◆ 千切屋治兵衛
弘治年間(16世紀後期)に興ったとされる法衣業「千切屋」の流れをくむ一社で、千切屋一門の始祖は千切屋西村与三右衛門と伝わる。
兄弟には[千治]、[千總]、[千吉]と、染の名門として現在でも百貨店、呉服専門店にて展開をしています。
特に千總は百貨店展開が多く、一般の方々の目に触れやすいことから有名で、昨今のリサイクル業界でも高値にて売り買いされています。
さて、この空色の着物は[千治/千切屋治兵衛]の手による訪問着。
春のお祝いの席に、澄み渡った空色を地色にてお誂えさせていただきました。
◆ 三風魯
西陣帯地界の重鎮と言われた三宅清治郎氏(洛園翁)の元に奉公に入り、当時の新進気鋭の図案家たちと共に帯の製作に励み、この時、三宅氏から名付けて頂いた若手の染織研究グループに「洛風林」というグループがございました。
その「洛風林」のグループから一人独立する際に、グループ名の洛風林を頂戴許された堀江氏が創業した会社を「洛風林」と言い。
そして後に続いた堀江氏の兄弟が創業した会社が「三風魯」となります。
洛風林も三風魯も織屋さんではなく、帯の専門問屋さんとなります。
◆ 手刺繍の半襟
とても爽やかな色合いの着物と帯に、襟元をあえてすっきりと。
色柄の半襟ではなく、あえて白一色の手刺繍半襟を合わせています。
上品な白
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